2010年2月2日火曜日

デンマーク版「愛は地球を救う」

日本には24時間テレビ「愛は地球を救う」という毎年恒例のチャリティー番組がありますが、ここデンマークにも国営放送局で「Danmarks Indsamling(デンマークの募金)」というアフリカの女性の自立支援とアフリカの未来を考えるチャリティ番組が毎年放送されています。今年は、ハイチ地震被災者救済と共に2つのテーマで行われました。デンマークは「世界一幸福な国民」ランキング1位の高度な社会福祉制度を持つ国として一般的に知られていますが、リーマンショック以降の世界不況はデンマークにも直撃し、毎日解雇や企業の倒産が相次いでいるという状況は日本と同様です。そんな不況のデンマークでも今年は、なんと史上最高額の寄付金が集まったそうです。「自分も職を失って苦しいが、自分よりも今苦しんでいる人々を支援したい。」というデンマーク人の人々の心の広さに本当に感動しました。視聴者は電話とSMSを通じて最低150クローナ(約3,000円)からの募金ができる仕組みです。最初は一口3,000円からというのは日本人の一般的な感覚からするとちょっと高額だなと感じるところもありましたが、この3,000円を今寄付しても明日食べるお金がなくて困る状況にない自分の状況に感謝をして寄付させて頂きました。最終的に企業や個人で集められた金額は、なんと!

130,662,190.00DKK

(約22億円)




この数字はデンマーク国民一人が約400円強募金したという事になるそうです。この寄付金はデンマークユニセフ、赤十字など支援団体を通じハイチとアフリカへ送られるそうです
番組には今話題のスーザンボイルさんがゲストとして参加し1曲歌を披露されてました。

0 件のコメント: